VRTK を使用して Unity でコントローラーのレーザー発射と移動機能を実現する#
@TOC
VRTK の新しいサンプル【002-Pointers StraightPointer】、【003-Pointers BezierPointers】、【004-Locomotio Teleporting】を学ぶことで、前期に必要な機能を実現しました。
【002-Pointers StraightPointer】サンプル説明#
このシーンでは、タッチパッドに触れると直線が表示され、タッチパッドを押して放すとレーザーが触れた物体を選択できます。物体の境界線の色が変わり、Unity のコンソールには選択した物体の名前、コントローラーと物体の距離、レーザーの先端が物体上にある位置が表示されます。
【003-Pointers BezierPointers】サンプル説明#
このシーンでは、タッチパッドに触れると、コントローラーが曲線を発射し、タッチパッドを押して放すことで選択します。シーンには 3 つのオプションタイルがあり、左側のタイルを選択するとレーザーが直線に、右側のタイルを選択するとレーザーのスタイルがカスタムスタイルに変更されます。このシーンでのカスタムスタイルは、レーザーの先端が物体に接触した後のスタイルが光輪になるものです。中央のタイルを選択すると、スタイルがベジェ曲線のデフォルトスタイルに設定されます。
【004-Locomotio Teleporting】サンプル説明#
このシーンでは、タッチパッドを押してレーザーを発射し、放すとポインターカーソルの位置にテレポートできます。ブロックをメッシュコライダーで囲まれた石の上にテレポートでき、高さは制限されません。また、スクリプトを使用して灰色のブロックを制限し、テレポート地点にならないようにしています。
自分で体験して学ぶことができます。
後のインタラクションを便利にするため、個人的な開発習慣として：左コントローラーで曲線テレポートを発射し、右コントローラーで直線インタラクションを発射します。以前に VR 開発の基本環境を構築しており、わからないことがあれば以前の記事を参照してください。以下はレーザー発射とテレポートの実装です。
1、【VRTK_Scripts】の下に空のオブジェクトを追加し、名前を【PlayArea】とし、VRTK コンポーネント【VRTK_DashTeleport】を追加します（個人的にこれが好きで、テレポートのスクリプトが多く、自分で学んで使用してください）：
2、コントローラーにコンポーネント【VRTK_ControllerEvents】（コントローラーイベントをリスンするスクリプト）【VRTK_StraightPointerRenderer】（直線を発射するスクリプト、レーザーのスタイルと色を変更できます）【VRTK_Pointer】（レーザーのポインターをレンダリングする）を追加し、このオブジェクトをドラッグします。以下の図のように：
3、同様に、左コントローラーに【VRTK_ControllerEvents】【VRTK_BezierPointerRenderer】（これが曲線を発射するスクリプトです）【VRTK_Pointer】を追加します。
ここでは、ポインターカーソルがより美しく見えるように以下のように設定できます：
自分の好きなスタイルを作成することも学べます。これで基本的な設定が完了しました。
機能テスト#
コントローラーでレーザーを発射して移動します。ここではエミュレーターを使用し、キーボードの【Q】を押してレーザーを発射し、放すとテレポートします：
左コントローラーでレーザーを発射して移動します：
基本機能はすでに実現されており、今後さらに改善していきます。